2011年03月26日
【横浜FC戦】チャリティマッチ 【2-1】 勝利!
【2-1】(清水vs横浜FC)
26日(土)13時、横浜FCとのチャリティマッチが行われ、
2-1で勝利し、2試合目のサテライトの試合も1-0で勝利しました。
【トップチーム 2-1 】
試合は前半コーナーキックのこぼれ球を、枝村が左足できっちりと
ゴール左上に押し込み、エスパルスが先制。
後半途中から大きな拍手と共にカズが出場し、
直後にチャンスメイクしペナルティエリアまでカズがドリブルやパス交換から持ち込み、
最後はカズのシュートのこぼれ球を横浜FC選手がシュートしゴール。
カズが見事な攻撃参加を見せ、同点になりました。
その後エスパルスが左サイドから攻め込み、
逆サイドへ頭上を越すクロス。
大前がトラップしてシュートすると、ゴール前にいた永井が
ほぼゴールライン上で足元にとめて、そのまま流し込み勝ち越し点。
試合はそのまま2-1で終了しエスパルスが勝利しました。
【サテライト 1-0 】
サテライトでは高木俊幸が俊敏な動きを見せて、
飛び出しや惜しいシュートなど数多くのチャンスを作り出しました。
得点シーンはエスパルスがゴール前に持ち込み、
最後は右前にパスを出した所を永井がグラウンダーのシュートをゴール左隅に流し込み、
先制し、そのまま1-0で逃げ切り勝ちとなりました。
【スタメン競争】
アピール◎:大前
アピール△:伊藤翔
この日の内容としては、
高原はある程度基点となって、
ポストプレー・つぶれ役ができていました。
一方左ウイングで出場した伊藤翔は、チャンスでシュートを外したり、
競り合いでスピード不足が露呈するなど、
ウイングとしては物足りなさを感じました。
途中出場した永井が1得点し、サテライトでも1得点するなど、
良い動きでアピールできていたので、
センターFWや左ウイングの枠を巡って割って入ってきそうです。
大前はこの日もスペースに飛び出す動きやパスを呼び込む動き、
右サイドで辻尾の上がりを促す役割等、チャンスメイクをしっかりこなし、
攻撃陣の中では最も良い動きを見せていました。
中盤のアレックス、小野、枝村もそつなくこなした印象です。
守備陣は、次節ボスナーが出場停止のため、
左から太田・岩下・平岡・辻尾がスタメン出場し、
動きから見ても特に問題は無く、次節のスタメンも濃厚です。
【サテライトのアピール】
アピール◎:高木俊幸
アピール〇:永井・碓井
サテライトで一人輝きを放っていたのが高木俊幸でした。
動き出し・スピード・チャンスメイク、いずれも鋭い動きを見せ、
トップチームで次節からでも十分活躍できる能力を証明しました。
伊藤翔のスピード不足を見る限り、高木俊幸の左ウイング起用もしくは、
中盤左で出場したアレックスを左ウイングに戻して、
高木俊幸を中盤左で起用するのも一つの手だと思います。
2試合合計2得点の永井もアピールできていたと思います。
ボランチでの奮起が期待されている山本真希は、
まずまずの動きでしたが、この日のアピールだけでは、
スタメン奪取には至らずベンチ入りを維持する印象でした。
ベンチ入りメンバーの児玉・岡根については、
児玉はそつなくこなしましたが、
スタメン奪取ほどのアピールはできませんでした。
攻撃面での活躍が目立つ太田との争いですから、
守備の安定感がある児玉も、
サテライトの試合では積極的な攻撃参加を見せてほしいです。
岡根もこの日の試合で持ち味を発揮し、
ヘディングの高さ・あたりの強さ、対人の強さが際立っていましたが、
DFラインからのロングフィードの球種に乏しく、
受け手が受けにくい強めのボールがほとんどでした。
また、受け手の右足に出すのか、左足に出すのか、
そのあたりの精度にも欠けており、
受け手が前向きに走り出すようなボールを送りたい場面で、
逆に自陣に戻ってしまうようなパスを出してしまったり、
攻撃の始まりとなるパスに難がある印象を受けました。
対人に強くヘディングに強い長所があるだけに、
スタメン競争やJ1で戦う上でパスの精度向上は必須だと感じました。
碓井は海人・武田に次ぐ第3GKですが、
この日はビッグセーブを連発し、ミスも少なく、
海人の試合内容よりも良かった印象を受けました。
当然トップとサテライトの違いはあるものの、
それでも十分海人とスタメン競争を互角にできる力を持っている、
そういう片鱗を見せてくれました。
この日の動きを見て、碓井選手への期待が非常に大きくなりました。
逆に第4GKの櫛引は、この日は安定感を欠き、
セービングにはそれほど問題は無かったものの、
ほとんどのロングフィードやクリアが意図した所へ飛ばず、
マイボールをキックミスからみすみす相手ボールにしてしまう場面が
何度もありました。
約4000人のサポーターを前に緊張もあったと思いますが、
プロで活躍するためには、セービング以外の面でも
しっかりと足元の技術を磨く必要性を強く感じる内容でした。
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Posted by spa at 18:04│Comments(0)
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